こんにちは、広報スタッフです。
外部講師をお招きして開催している総合リハ部の研修会、
8月もしっかり行われていましたよ~。
研修会の様子が届きましたので、どうぞご覧下さい。
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去る8月23日、24日に総合リハビリテーションセンター研修会が開催されました。
今回の講師は、関東労災病院の主任理学療法士 今屋健先生です。
今屋先生は膝関節のリハビリテーション(特にACL損傷)のエキスパートとして、
全国で講演や学会発表、シンポジストとしてご活躍されています。
(実は、当院の某理学療法士の実のお兄さんです…)
今回、ご講演いただいたテーマは、
「膝の機能解剖を理解する~リハビリテーションにどうつなげるか~」
両日とも実技を交えた講義を行っていただき、参加者一同大変興味深く受講することが出来ました。
中でも本職の領域とはやや離れる立場の作業療法士にとっては、
実際に体を使って学ぶことで非常にわかりやすく理解することができたようです。
二日目には今屋先生が実際に臨床で実施しているリハビリテーションを学び、
細かい視点で丁寧に指導することの重要性がよくわかりました。
例えば・・・
●膝関節を曲げる(heel slide)時は、
太ももの外側から手を入れ、足先は内側に向けて誘導するとスムースに曲がる
●膝を伸ばして力を入れる筋トレ(quad setting)は、
足首をやや下向きにして膝をしっかり伸ばして行うとより力が入る
●足を持ち上げる筋トレ(SLR)は、足投げ出しの座り姿勢で、
やはり足首をやや下向きにして膝をしっかり伸ばして行うと十分な負荷がかかる
など、非常に細かい注意点ですが、
これらをしっかりと行うことで得られる効果が大きく変わります。
今回得られた技術と知識を患者さんにしっかりと提供できるよう、さらに勉強を重ねていきます。
今後も研修会を通して技術の研鑽に励んでいこうと、
意気込みを新たに、恒例の集合写真をパチリ!