総合リハビリテーション部
日本医療機能評価機構
「病院機能評価(高度・専門機能)リハビリテーション(回復期)」認定病院
概要
熊本機能病院は、1981年の開院時からリハビリテーション部門を有し、多くの患者さんの「身体機能の回復」と「日常生活活動の向上」「復学・復職」「スポーツ復帰」などを目指し、リハサービスを提供してきました。
総合リハビリテーション部は、常に最高のリハサービスが提供できるよう豊富な研修システムを有しており、スタッフの知識・技術向上に努めています。
スタッフ体制(2023年度)
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●リハビリテーション専門医・認定
日本リハビリテーション医学会専門医 9名 日本リハビリテーション医学会認定臨床医 2名 -
●リハスタッフ数
理学療法士(PT) 82名 作業療法士(OT) 64名 言語聴覚士(ST) 21名
回復期リハビリテーション病棟 職種別10カ条
医師10カ条
- 1.リハビリテーションマインドを養い、穏やかな態度で患者さん・家族・スタッフに接しよう
- 2.職種・診療科間の壁を取り除き、リーダーとしてチーム医療を推進しよう
- 3.リハビリテーション医学の最新知識・技術の習得と院内啓発に努めよう
- 4.基礎疾患や合併症の医学的管理とリスク管理を的確に行おう
- 5.患者・家族に進んでわかりやすく説明し、十分な同意に基づく医療に取り組もう
- 6.心理的な問題やQOLにも配慮し、社会復帰を支援しよう
- 7.急性期や維持期(生活期)の医療機関・施設や地域の社会資源と連携しよう
- 8.より質の高いリハビリテーションサービスを提供できる病棟を創っていこう
- 9.エビデンスに基づくリハビリテーション医療に取り組もう
- 10.リハビリテーション医療の発展に寄与する志と誇りを持とう
セラピスト10カ条(第2版)
- 1.リハビリテーションマインドをもって専門職の使命を果たそう
- 2.心身機能の改善を図ろう
- 3.生活場面でのADL向上を促進しよう
- 4.ADLの獲得に向けて適切な装具・車椅子・福祉用具を導入しよう
- 5.患者の行動と疾病の危険徴候を見逃さず、事故や感染を予防しよう
- 6.カンファレンスは、定期的に多職種で開催し、今後の方向性を多職種で検討・一致させよう
- 7.記録や情報伝達は多職種が理解できる内容、言葉で表現しよう
- 8.病棟や在宅で介護を担う家族や介護者とともに、ケア方法を検討しよう
- 9.退院に向けての環境調整は、過不足なく行い、地域スタッフに繋いでいこう
- 10.患者に寄り添い、その人らしい社会参加を支援しよう