診療科

形成外科・小児形成外科

外来診察担当表

外来診察の担当は、急遽変更となる場合がございます。
医師のご指定がある場合には、事前に外来受付へご確認ください。

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午前 小薗 喜久夫 田邉 毅 中西 いずみ 田邉 毅 小薗 喜久夫
午後 小薗 喜久夫

大塚 智文 中西 いずみ 田邉 毅
中西 いずみ
(ネイルケア外来 13時30分~15時30分)
小薗 喜久夫
  • *印は予約制です。

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診療科案内

形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損などに対して、機能だけでなく見た目にもより正常に、より美しくすることを専門領域としています。
形成外科の対象疾患は多岐に渡りますが、当院では特に小児領域の「口唇口蓋裂」や「多合指症等の先天性疾患」といった疾患に対して、地域の産婦人科、小児科、皮膚科、整形外科等との診療連携を大切にし、早期からの適切な治療を心がけています。
小児領域の治療を行う一方で、加齢に伴う眼瞼下垂症の手術症例が増加しており、形成外科での治療によって、外見の改善だけでなく、術後に「視野が広がった」「肩こりが消失した」などの声が聴かれています。
当院は、昭和大学形成外科教室の関連病院として、鬼塚卓彌 初代教授(現 名誉教授)、さらに角谷徳芳 昭和大学藤が丘病院 形成外科客員教授の診察も定期的・継続的に行っております。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
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保険適応外(自由診療)について

  • 巻き爪

    巻き爪に対しては3TO(VHO)矯正法、超弾性ワイヤー矯正法の2つの治療法を行っています。いずれも保険診療適応外となります。

    ・3TO(VHO)矯正法:
    フック状に形成したワイヤーを爪の両端に引っ掛け、爪の端を引き上げることで爪を平坦に矯正する方法です。爪が伸びていない場合でも施術可能で、それぞれの爪の幅、弯曲の程度に合わせてワイヤーを形成するので施術時間は1爪30分程度かかります。爪の伸びとともにワイヤーも前方に移動するので、2~3カ月ごとにワイヤーを掛け直す必要があり、爪が完全に生え変わるまで装着するため治療期間は1年程度かかります。(爪の厚さ、硬さ、弯曲の程度により治療期間は前後します)
    費用:片足5,500円(税込)/両足7,700円(税込)

    ・超弾性ワイヤー矯正法:
    爪の先端に2カ所針で穴をあけ、そこに超弾性ワイヤーを通します。ワイヤーが真っ直ぐ戻ろうとする力を利用し、爪を平坦にする治療法です。ある程度、爪の長さがないと実施できませんが、施術時間は比較的短時間で可能です。爪の状態によっては爪が割れたり、浮いたりすることがあります。治療期間は半年から1年かかります。
    費用:1足11,000円(3回診療込)

    巻き爪は日々の歩き方、足の形、靴などが原因となることが多いため、いずれの治療法にて矯正完了後も再発することがあります。

  • 受診にあたって

    ご希望の方は、形成外科外来に受診して下さい。
    まず、保険診療が可能であるか判断するため診察を行います。診察後、保険適応外と判断した場合は自由診療の予約をお取りいただきます。
    ご不明な点がございましたら、熊本機能病院外来受付までお問い合わせください。

取り扱っている主な傷病・疾患など

先天性奇形 片側性唇顎硬口蓋裂 鼻骨骨折 腋臭症 軟口蓋裂
副耳 硬口蓋裂 母趾陥入爪 唇裂 母指副指
頚部皮膚良性腫瘍 眼瞼下垂症 頬骨骨折 坐骨褥瘡 多合趾症
単純性合指症 母指副指 仙骨部褥瘡 小耳症 両側腋臭症
右耳介形成異常 右腹部皮膚良性腫瘍 顔面皮膚良性腫瘍 顔面母斑 耳瘻孔
大腿脂肪腫 舌小帯短縮症 両巨口症 腰部脂肪腫 唇裂口蓋裂
顔面外傷 難治性創傷 シミ いぼ あざ

関連施設・特殊センターのご案内

実績

形成外科

手術分類名 R1(H31)年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度
皮膚皮下腫瘍摘出術 368 346 349 370 371
口唇裂口蓋裂形成術 95 109 119 98 95
眼瞼下垂(まぶたのたるみ)症手術 30 9 15 13 10
多指(趾)症、合指(趾)症手術 35 31 40 28 33
顔面骨骨折手術 18 12 12 16 20
耳介形成術 5 7 8 9 8
瘢痕(拘縮)形成術 9 17 10 10 11
褥瘡、難治性皮膚潰瘍の手術 14 10 8 18 10
副耳(介)切除術 22 24 14 21 21
先天性耳瘻管摘出術 15 14 17 11 11
腋臭症手術(皮弁法) 5 12 10 6 8
その他 43 34 41 39 42
合計 659 625 643 639 640
分類名 R1(H31)年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度
延べ外来人数 9,581名 9,951名 9,512名 9,825名 9,951名
入院実人数 423名 392名 366名 347名 342名

出典:熊本機能病院 令和5年度データブック

形成外科・小児形成外科の医師紹介

副院長・国際唇裂口蓋裂センター長

小薗 喜久夫(こぞの きくお)

形成外科、小児形成外科

形成外科全般

日本形成外科学会
日本口蓋裂学会
日本褥瘡学会

日本形成外科学会 [専門医/小児形成外科分野指導医/皮膚腫瘍外科指導専門医]
指定難病医療費助成制度 [指定医]
日本口蓋裂学会[認定師]

部長

田邉 毅(たなべ つよし)

先天異常、マイクロサージャリー、口唇口蓋裂

口唇口蓋裂 先天性体表異常、微小外科(マイクロサージャリー)

日本形成外科学会
日本口蓋裂学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本マイクロサージャリー学会
日本顎顔面学会

日本形成外科学会 [評議員/専門医/小児形成外科分野指導医/皮膚腫瘍外科指導専門医]
指定難病医療費助成制度 [指定医]

部長

中西 いずみ(なかにし いずみ)

形成外科一般、手指の先天異常、足潰瘍の治療、爪疾患

唇裂口蓋裂や手指の先天異常、足潰瘍の治療

大塚 智文(おおつか ともふみ)

形成外科

先天異常