こんにちは、広報スタッフです。
新棟の建築工事が始まり、施設周辺も大変あわただしい雰囲気になってきました。
特に駐車場周辺では、ご迷惑をおかけしております。
スタッフも道路や駐車場でご案内できる体制を整えておりますので、ご理解いただければ幸いです。
さて、工事は始まっても、いつも通りの診療やリハビリを行っております。
研修も熱心な総合リハスタッフからの報告が届きました~。
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11月15日と16日、今年度5回目の総合リハビリテーションセンター研修会を開催しました。
今回のテーマは・・・
『高次脳機能の理解と診察
~聴覚・体性感覚・行為の障害を中心に~』
講師は高次脳機能障害分野の第一人者である、
山形県立保健医療大学 作業療法学科 教授の平山和美先生です。
脳卒中後の後遺症の一つとして、
誰もが普段何気なくやっている服を着る、料理をするなどの行為ができなくなることがあります。
これを高次脳機能障害といい、リハビリの対象となっています。
先生は、まず脳の画像を見てどんな行為が障害されるか予想することが重要とおっしゃられ、
その画像の見方を丁寧に指導してくださいました。
そして患者さんの障害を正確に確認するために、
正しい検査方法を身振り手振りも交えて教えてくださいました。
さらに、担当した患者さんについて、実際の写真などを使用して症状を説明し、
平山先生をはじめ、他のスタッフとも意見交換を行いました。
実際に接した患者さんを通じて意見交換を行うことで、
私達が普段実施しているリハビリについて振り返る良い機会となりました。
スタッフからも積極的に質問があり、5時間半という長時間の研修でしたが、
とても充実した時間となりました。
平山先生は、「江津湖周辺の自然とおいしい食べ物が大好きです」と仰り、
「また熊本に来たいです。」とも仰っていました。
当院のリハビリの質向上のためも、またお越しいただければと思っています。