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救急・防災の日イベント2016

こんにちは、広報スタッフです。
週末のニュースなどで耳にされた方も多いかと思いますが、9月9日は「救急の日」でした。
救急の日は、その語呂合わせと、救急医療関係者の意識向上、救急医療や救急業務に対する国民の正しい理解と認識を深めることを目的として昭和57年に厚生労働省(当時の厚生省)が定めたものです。
そして、防災の日は9月1日で、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する日として定められています。

この2つに合わせ、当院では9月10日に「救急・防災の日イベント2016」を開催いたしました。

当日は地域交流館一帯を使用して、様々なブースを設けました。

「救急車を呼んで通報から到着までを知る」というブースでは、救急隊員の方にも参加していただき、救急車を呼ぶ時の流れをシュミレーション。

実際に119番の対応をされている隊員の方と、どのようにやり取りが行われるのかを体験できます。
突然の事態では、気が動転して、なかなかうまく説明できないものです。

通報シュミレーション
119番に電話すると、救急車が向かうために必要な情報を確認されます。
火事か救急か、場所はどこなのか、どういう状態か、焦っている時には的確に伝えることが難しくなります。
この時、落ち着いて救急対応の指導を受けることができれば、救命効果が高いそうです。

通報を受けて、救急隊が駆け付けます。

通報シュミレーション
いざという時、どれだけ落ち着いて対応できるかを考えさせられるブースでした。

そして、毎年子どもたちに大人気なのは本物の消防車、救急車の見学ブース!

消防車
「消防士になってみよう」ということで、子ども用の防火服を着てみることのできるブースもあり、憧れの消防士さんになった気分で消防車の前で記念撮影☆

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今年もたくさんの子ども達が興味津々に覗き込んでいました。

消防車
「我が家の防災リスト作成」ブースでは、いざというときの連絡先などをまとめておく防災リストを紹介。
実際に確認しながら作っていただきました。

我が家の防災リスト作成
備えておくことで、連絡先が分からなくなって途方に暮れる・・・ということはなくなりますね。

「心臓マッサージ・AED体験講習」ブースでは、救急蘇生の方法を体験。
この心臓マッサージが、想像以上に体力がいるものなんです。
力加減やリズムなど、一度体験しておくことは、とても大切なことです。

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AEDの使用は、音声ガイダンスがあるので思ったよりは簡単です。
不安に思わず、きちんと知って使えるようにしておけば、誰かの命を救うことができるかもしれません。

この他、救命救急士の方による講話や当院スタッフによる講話なども行われました。
今年は、熊本地震が発生したこともあり、より興味を持って参加される方が多かったように思います。

普段からの備えがどれほど大切か強く感じている時ではありますが、日が経つごとに備えを忘れてしまうこともあるものです。
今一度、ご自宅の備えなどを確認してみていただければと思います。

ご協力いただいた熊本市北消防署 清水出張所の皆様、ミドリ安全様、ありがとうございました。