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熊本機能病院 熊本地震からの3日間

こんにちは、広報スタッフです。
「救急・防災の日イベント2016」では、昨日の記事では紹介しきれなかったハザードマップなどの展示や写真展示なども行いました。
そのうちの一つ、「熊本機能病院 熊本地震からの3日間」の写真展示をご紹介します。

熊本地震の発生直後から3日間の記録写真を展示しました。
あの時の恐怖を呼び起こすような写真もありますが、避難の様子など、感慨深げにご覧いただいていました。

4月16日
1枚目は東館内の様子、そして、新棟へ避難していただき仮の病棟となったレストランフロアなどの様子です。

20160910

本震発生直後、旧本館、東館にご入院されていた患者さん全員に本館への避難をお願いしました。
それにより、現在の外来受付カウンター前も病棟としてお休みいただくスペースとなりました。

20160910

断水が続く中、当院は幸いなことに地下水を確保することができ、トイレも通常通り使用可能でした。
地域交流館には、近隣にお住まいの方が延べ1500人避難されました。

20160910

4月17日
ダメージの大きかった東館からベッドを搬出しました。
エレベーターが使用できないため、クレーンを使って窓からの作業となりました。

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全国から、心のこもった支援物資が昼夜問わず運び込まれました。

20160910

大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会(JRAT)の活動本部が設置され、全国から駆け付けたリハ専門職(医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師など)の拠点となりました。
約480名、延べ2,300名の方が支援に駆け付け、当院を拠点に様々な支援活動を行われました。

20160910

4月18日
院内でも協議を重ね、安全を確認した上で、患者さんに旧本館棟への再移動をお願いしました。
その結果、18日より通常の外来診療を再開することが出来ました。

20160910

今になって見ても、当時の緊迫した様子が伝わってきます。
体験したからこそできる備えもあると思います。
当院では、繰り返し確認し、新たなマニュアル整備なども進めております。