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介護スタッフの吉里エミリオさん、日本語スピーチコンテストで入賞♪

こんにちは、広報スタッフです。
嬉しいお知らせが届きました♪
当院で介護スタッフとして勤務している吉里エミリオさん(ペルー出身、日系3世)が、東京で開催された第6回看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト(海外産業人材育成協会主催)で3位に入賞したのです!
さらに、朝日新聞に取材され、掲載されました!

20171025朝日新聞 エミリオさん記事はこちら

●いつもニコニコのエミリオさん
本名は吉里・ウガス・エミリオ・リカルドさん。院内では「エミリオさん」と呼ばれています。廊下ではいつもニコニコ!挨拶をしてくれます♪
2001年、熊本県の海外技術研修員として当院で研修され、一旦ペルーに帰国後、再来日、
今度は就職されたという、なんとも熊本機能病院LOVEな方。(私が勝手にそう思っているだけかもしれませんが・・・)


前列中央がエミリオさん。回復期7病棟スタッフと一緒に・・・

●スピーチの題名は「熊本地震その日」
平成28年4月14日夜に起きた熊本地震の前震。自宅にいたエミリオさんに当院から「できれば来てほしい・・・」と電話が入りました。家族をおいて職場に行くことへの葛藤、さらに本震が襲い、より深刻な状況となった院内での同僚たちとのふれあい、介護への想いをスピーチにしたそうです。

●余震が続く中、背中を押したのは13歳の息子さん
ペルーでは仕事より家族が大事。家族から「行かないで」と言われたら行かなかった。でも、当時小学6年、13歳の息子さんが「パパ、心配しないで、僕に任せて。患者さんの命はお父さんにかかっているんだよ、行っていいよ」とエミリオさんの背中を押してくれたとのこと。息子さん、お父さんの仕事を良く理解されていますよね。すばらしいです!

●介護福祉士取得を目指して!
出勤したエミリオさんが病院で目にしたのは、数日間、泊まり込む同僚。そのスタッフに「家のこととか心配じゃない?」と尋ねると「もちろん心配だけど、電話で話したし、こういう時こそ看護師としてやらないといけないことがあると思う」との返事。
その言葉に心から感動したというエミリオさん。一度、日本語の壁で断念していた「介護福祉士」取得に向け、勉強を始めているそうです。

●2017年11月のMVT(most valuable team)に選出
当院で毎月様々な活動に対して表彰している[MVT]。11月はエミリオさんの所属している回復期7病棟に贈られました。素晴らしい発表をされたエミリオさん、看護師としての使命を言葉にしたスタッフも誇らしいです。これからもよろしくお願いいたします!