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総合リハ部『リハビリテーション領域における研究法』講演会

11月3日、第22回総合リハビリテーションセンター研修会が開催されました。
鹿児島大学医学部保健学科理学療法学専攻 基礎理学療法学講座 教授 牧迫 飛雄馬(まきざこ ひゅうま)先生をお迎えし、『リハビリテーション領域における研究法』というテーマでご講演いただきました。



最初に、先生は「私たちリハビリテーション専門職は何のために研究するのか」ということについて質問され、皆で確認しました。
①医学(リハビリテーション)は日進月歩であるから、現状よりさらに発展させるため
②目の前の患者さま・利用者さまを少しでも良くするため
研究は、研究者の名声や名誉を得るためでは決してなく、以上の①②のために行うことを忘れないでほしいとおっしゃっていました。
先生は国内・国外で15年以上リハビリテーションの領域での研究に携わってこられました。その経験で培われた研究のノウハウについての説明は説得力があり、非常に分かりやすいものでした。研究というと難しく手間がかかるイメージがあるものですが、先生が指導する内容はシンプルで、明日からでもすぐに実践できるように配慮されたものでした。



今回の研修会を通して、目の前の患者さまや利用者さまのために研究し、少しでも現状をよくするよう努力していこうと皆で一致団結できた研修会でした。
本年度も総合リハセンターでは多くの研修会を予定しています。
より良いサービスの提供ができるよう、スタッフ一同、研鑽を積んでいきたいと思います。

総合リハビリテーションセンター 理学療法士 江口