こんにちは、広報スタッフです。
本当に暑い日が続いていますね。
先日のブログでもお伝えしましたが、夏は入院患者さんの食欲が落ちやすい時期です。
回復にも影響が出るので、どうにか食事をとってもらおうと栄養部を中心に頑張っています。
今回は、当院の11病棟【障害者等施設一般病棟】での茶話会の模様をお伝えします。
11病棟を訪ねると手作りのひまわりと花火がお出迎え。茶話会の準備が整っていました。
こちらは飲み込むことが難しい患者さんが、多く入院されている病棟です。
食事や飲み物もそのままでは、むせてしまわれる方が多く、むせてしまうと肺炎の原因になるので、とろみをつけてご提供します。
でも、茶話会を楽しんでもらいたい!とスタッフで検討し、今回はのどごしの良いゼリーをお出しするようにしたようです。
それがこちら!
頑張って、写真を撮ったのですが・・・。見えますでしょうか?
お花が咲いています!フラワーゼリーになっています!
目にも涼しく、楽しんでもらいたいとパティシェの資格を持つスタッフが試作を繰り返し、作りました。
黄色のお花【オレンジ味】と紫のお花【グレープ味】です。
ゼリーが引き立つようにと栄養士の実習生さんがコースターも作成してくれました。
ここに置くと本物のお花のようです。
作ったスタッフから、説明タイム。普段表に出ないので、ものすごく恥ずかしい・・・と、はにかみながらも。
フラワーゼリーは一つ一つストローや注射器のようなものを使って、透明なゼリーに色のついたゼリーを流し込んでいきます。
通常のフラワーゼリーなら周りを多少硬めにつくれば、綺麗に色の区別が出ると思うのですが、ベースも柔らかく仕上げないといけないので、むずかしいだろうなと想像がつきました。
しかし、皆さん完食される方が多く、手をかけて作った甲斐があったのではないかと思います。
熊本の夏はまだまだ続きますね。どうぞ熱中症など、十分に気を付けてお過ごしくださいませ。