10月9日から10月17日にかけて、第29回総合リハセンター研修会を開催しました。
講師は京都大学の大畑光司先生で、『脳卒中片麻痺患者の歩行再建に向けた理論的介入』と題し、Zoomを使用して計4回シリーズの形としました。
歩行の運動学や神経学など基礎的な所から実際の臨床まで、とても勉強になる講義でした。症例を提示しての質問にも的確にお答え頂き、臨床での応用も理解することができました。
今回の講義を聞いて、床反力が各関節に及ぼす影響と遊脚期の神経機構について詳しく理解できたので、明日からの歩行練習の行い方を考え直そうと思います。
また、改めて患者と目標を共有しクリアしていくために目的志向型の介入を行う必要性を感じましたので、患者への教示の行い方・タイミングを見直そうと思いました。
大畑先生は来月に神経理学療法学会を控えており、お忙しい中にも関わらず私達のために時間を作って頂きました。今回は本当にありがとうございました。
今回の講義をしっかりと臨床に活かして、患者様の歩行を再建します!
総合リハビリテーション部 理学療法課副主任 森義貴