こんにちは、広報スタッフです。
今日は今年度3回目の総合リハビリテーション部研修会の様子が届きました!
海外から講師をお招きし、多くを学んだ研修だったようですよ。
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2月1日、2日、総合リハビリテーションセンターで今年度3回目の研修会を行いました。
今回もスタッフを2グループに分け、同じ内容を1日ずつ勉強しました。
今回はラックヘルスケアさんのご協力で、
スウェーデンからベンクト・エングストローム先生をお呼びして、
「エルゴノミック・シーティング」を勉強することができました。
エルゴノミック・シーティングって?
エルゴノミックとは「人間工学」のこと、シーティングは直訳すると「着席」や「座ること」という意味です。
繋げてみると「人間工学に基づいた座り方」といったことになります。
障がいを持った方や筋力を喪失した方が「うまく座る」ことができるよう、
イスや車いすといった道具、装置などを正しく提供するための技術やノウハウのことです。
エングストローム先生は、スウェーデンを拠点として国際的に活動しているフリーの理学療法士で、
シーティングにおいて世界でも非常に見識に富んだ専門家の一人です。
昨年アメリカで開催された国際シーティングシンポジウムにおいても、
メイン・スピーカーとして招聘されています。
>>エングストローム先生のホームページはこちら(スウェーデン語です)
エングストローム先生は2003年に初来院されて以来、数年に1度来てくださっています。
実際に車いすを使いながら、熱心に説明してくださいました。
※写真は患者さんご本人の許可をいただいて掲載しております。
最後は参加者全員で記念撮影!
患者さんにもご協力いただき、「座ること」の基本を学び、車いすシーティングの諸問題を共に考え、
解決へのヒントを与えてくださる素晴らしい研修会でした。