スタッフブログ

院内イベント

こんにちは、初登場の施設管理課Oです。
昨日は、新館玄関前に「こいのぼり」を揚げました。

気持ちのいい青空でしたので、記念に一枚・・・


3匹揃って風に靡く姿の撮影を試みましたがなかなか思い通りの姿を捉えられず、
たくさん撮影した中からのベストショット!?

いかがでしょうか?

5月5日は「子どもの日」ですが、
もともとは 「端午(たんご)の節句 (せっく)」といわれ、男の子の祭りの日でした。
3月3日の女の子の「桃の節句」とならんで、古くから行われている年中行事のひとつです。

せっかく初めてこいのぼりを揚げたので、その由来について調べてみました!

5月5日を端午の節句にしたのは、中国の漢(かん)の時代の頃からで、
その頃の中国の人たちは、野原に出て、よもぎや菖蒲(しょうぶ)などの 薬草(やくそう)をつむ日にしていました。
そのならわしが日本にはいってきて、菖蒲をさし、 武者人形(むしゃにんぎょう)を飾る日にかわり、
やがて「子どもの日」として、1948年から国民の祝日になりました。

ちょうど5月は菖蒲の花の咲く頃で「菖蒲の節句」ともいわれてきました。

菖蒲は 尚武(しょうぶ)<武をとうとぶ>と 同じ発音なので、
江戸時代の武士は、子ども達が強くたくましく育つよう、
5月5日になると家の中に、 よろいかぶと、太刀(たち)、太鼓、
それから金太郎や強そうな武者人形を飾りました。
いさましい武士になってほしいという気持ちのあらわれなのですね。

そして、こいのぼりは、それに対抗して町の庶民(しょみん)がたてたのが始まりで、
これも江戸時代からのならわしなんだそうです。
ご存知でしたか?

最近、「こいのぼり」の姿をめっきり見かけなくなったと言われます。
当法人では、初めての「こいのぼり」です。

ご来院の機会がございましたら、ご覧いただければ幸いです。
こんにちは、広報スタッフです。
今年はあっという間に桜も散ってしまい残念でしたが、
イキイキとした新入職員を迎え、院内は春らしく活気づいています。

さて、4月1日は当院の開院記念日であり、外来はお休みさせていただきました。
毎年その日には、入社式、開院記念式典を行っております。

今年はそれに加えて、特別講師をお招きしての開院記念講演会として、
「チームがより良いケアをするために」と題し、チームSTEPPS(ステップス)を学びました。

チームSTEPPSとは・・・
Team Strategies and Tools to Enhance Performance and Patient Safetyの頭文字の略で、
チーム医療と患者の安全を推進するツールのことです。

治療を安全・確実に行うことは大前提ですが、残念ながら医療過誤が時々起っているのも事実です。
そして、それらの多くはコミュニケーション不足が原因で発生していると言われています。
チームSTEPPSでは、患者さんに関わる全てのスタッフが患者さんの安全を確保するために、
どんなことができるのか、チームの一員としてどうすれば解決できるのか、
そのチーム力を習得・強化するには何が必要なのかなどを解説しています。

講師は、チームSTEPPSの概念を日本に最初に導入された種田憲一郎先生と、
チームSTEPPSの大家であるKaryn Baum先生にお越しいただきました。


種田先生はWHO西太平洋地域事務局患者安全専門官であり、
フィリピンのマニラからお越しいただきました。
また、種田先生のお計らいにより、Baum先生はアメリカのミネソタ大学から来ていただきました。

講演だけでなく、演習も取り入れられ、
参加した職員がコミュニケーションの大切さを体感することで再確認しました。

ある条件のもと、紙を切り、輪をつなげて鎖をつくる「チームの鎖」演習。


当法人の米満会長と新入職員が一緒になって輪をつなげます。
緊張して、うまく指示がもらえなかったスタッフもいたようです。


こちらは米満理事長が参加したチームの様子。
条件を踏まえて、的確な指示や作業分担を行うのがポイントとなるこの演習、
簡単そうに見えますが、コミュニケーション能力の差がしっかりと現れます。


管理職者やベテランスタッフも参加して、「さすが!」という場面もあれば、
「もっとうまく出来たのに~」と悔しがる場面もあり、和やかな演習となりました。

職種、年齢を問わず、様々なメンバーでチームを組んだこともあって、
コミュニケーションによる安全管理がいかに大切かを実感できる演習でした。

こんにちは、広報スタッフです。

1月13日は成人の日でしたね。
先週末には、華やかな振り袖姿、スーツ姿の新成人を沢山見かけました。
今年、ご成人された皆様、おめでとうございます!!

当院でも、毎年恒例となっている成人式を行いました。
お祝いに駆け付けたスタッフの前で、祝辞や記念品の贈呈を受け、最後には堂々とした挨拶!


「自分を見失わずに若者らしく一日一日を大切にしながら、社会に貢献できるよう努力して参ります」という言葉と共に、自身の目標を織り交ぜた挨拶に、感動して目を潤ませるスタッフもいたほどでした。

最後には、いつも指導を受けている師長と共に記念撮影♪


振り袖やスーツ姿で参加する成人式は、華やかで楽しいものですが、
制服姿で行う成人式は、より意味深いものであるように感じました。

自分の20歳の頃ってどうだったっけ・・・?と、
若く、前向きなスタッフの姿に、年上のスタッフも刺激を受けていかなくては!と思う成人式でした。
こんにちは、広報スタッフです。
遅くなってしまいましたが、先週行った防火・防災訓練の様子をご紹介します。

この防火・防災訓練は法令で定められたものであり、
当院では繰り返し訓練を行うことで、設備や対応マニュアルの見直しも行っています。
今回も熊本機能病院だけでなく、併設施設である介護老人保健施設 清雅苑でも訓練を行いました。

今回は、地震、そして火災を想定しての訓練。
実際の場合を想定し、どこから火災が発生するかはスタッフには知らされていません。

火災報知器が鳴り始め、煙がたちこめる施設内!


姿勢を低くして、火元を探す清雅苑のスタッフ。
訓練とはいえ、緊張が高まります。


こちらは病棟の様子。
互いに声を掛け合いながら、患者さんの人数を確認し、状況を本部に報告します。

このとき、院内に設置された本部には次々に各部署の状況報告が入り、
患者さん、スタッフの安全や施設の状況を確認し、次の行動の指示をしています。


実際の設備も確認しながら、走り回るスタッフ達の表情は真剣そのもの。
ご入院中、ご来院中の皆様にもご協力いただき、ありがとうございました。

最後には避難のために設置された屋外本部に集合したスタッフたち。


訓練終了後、立ち会っていただいた消防署の方から総評をいただきました。
全体的には大変良い評価をいただき、スタッフたちもホっと一息。

新入職員を中心に、屋内消火栓や消火器の使い方もおさらいして、今回の訓練は無事終了☆
今後も繰り返し訓練を行い、さらに安心して訪れていただける施設を目指して参ります。
こんにちは、広報スタッフです。

当院では、海外からの研修生を受け入れ、
日本、または熊本における医療の現状を学んでいただく場を提供しております。
今年もタイからの研修生が2名、お越しになりました。

熊本に着いた日には予想以上の寒さと、色づき始めた木の葉に驚いていらっしゃいましたが、
あっという間に1か月の研修を終え、研修報告会、そして送別会の日を迎えました。


お二人は現役の医師と看護師であり、タイでは高齢者ケアに携わっているということで、
当院における高齢者ケアのシステムなどを実際にご覧いただきました。
当院で見ていただいたものを参考に、タイでもぜひケアシステムを
取り入れていきたいと話していらっしゃいました。


研修を通して親睦を深めたスタッフから、花束をプレゼント。


笑顔がとっても素敵なお二人!
送別会では、研修に関わったスタッフと別れを惜しんでいらっしゃいました。

熱心に学ばれる研修生と過ごしたことで、スタッフも刺激を受けたようです。
タイに戻られてもお元気で、今回の研修成果を活かしていただけると思います。
こんにちは、広報スタッフです。
今日はスタッフから届いた研修会の報告です!
患者さんの自宅退院のために、真剣に取り組むスタッフの様子をご紹介します。

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当院の回復期リハ病棟では、皆のチームワークや技術、
サービス向上を目的として年数回の勉強会を行っています。

今年度2回目の研修会のテーマは・・・


多職種協働の「自宅復帰」へのアプローチ
       ~ 臨床倫理から考える ~

参加したのは、回復期リハ病棟に従事している医師、看護師、ケアキャスト、医療ソーシャルワーカー、
薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士です。


今回は7~8名のグループに別れ、臨床倫理的側面から患者さんのことを皆で考えてみました。

身体的に重症な患者さんが自宅で生活することは、とても大変なことです。
患者さん自身やそのご家族が熱望して自宅に退院されたとしても、
そのことにより、かえって患者さんを危険な目に遭わせることがあります。
また、ご家族にとって大きな負担となってしまった場合、心身の健康を阻害してしまうこともあります。

そんな課題を抱えた患者さんの安心・安全のために、何が出来るのか?
自宅退院に向け、さまざまな課題を持つ架空の患者さんを想定し、問題解決に取り組みました。


実際の場合と同様に、真剣に話し合うスタッフたち。


参加した各職種の専門性から見た意見を出し合いっていき、
出された意見をまとめ、チーム全体としてどう関わるのかを検討します。

それぞれの視点の違いを知る中で、新たな気づきもあったようです。


最終的に、自宅退院に向けた働きかけの中にジレンマを感じながらも、
各グループとしての結論を導き出しました。

臨床倫理的思考を通して、職種による専門性が違っても、
医療者として患者さんと向き合う基本的姿勢が同じであることが確認できました。

勉強会を通じて、スタッフ間の人間関係をより円滑にし、
そしてチーム力を強くしていくことに今後も取り組んでまいります。
こんにちは、広報スタッフです。
11月も後半、すっかり「年末」ムードで、忘年会などの予定が増える方も多いのではないでしょうか?

当法人ではこの時季、毎年ボウリング大会を行っています。
すっかり遅くなってしまいましたが、今年は11月15日(金)に開催しました!
毎年、参加希望者数が募集数を上回る人気イベントなんですよ。

当日は業務を終えた職員がスポルト熊本に集合!
スポルト熊本の全フロア、全レーンを貸し切る大盛況ぶりでした~。

水野副院長の始球式により、一斉にゲーム開始!!

ストライクが出ると大きな歓声があがり、ハイタッチをし合ったり、
ガーターで膝から崩れ落ちたりと、それぞれにゲームを楽しむ姿が見られました。


部署や職種を超えた職員の交流が深まる機会でもあり、みんなこの笑顔(^0^)♪

もちろん「大会」ですので、最後は表彰式で締めくくり。


今年の団体優勝は、通所リハビリテーションセンターに決定!
第2位は総合リハビリテーションチームで、介護やリハビリスタッフの運動神経の良さを感じさせる結果に☆ミ

大いに盛り上がり、楽しいひとときを過ごしたスタッフ達、
これを機に、院内で「この間、ボウリング上手かったですね!」、「また行きましょう!」と話が弾み、
来年の盛り上がりも約束されているようでした。
こんにちは、広報スタッフです。
日に日に秋めいてきて、過ごしやすくなりましたね。

秋は、「食欲の秋」「読書の秋」・・・と言われますが、当院では「研究の秋」?!
ということで、クリニカルパス大会という研究発表会が行われました。

クリニカルパス”って何?
病気やケガを治療するにあたって、例えば入院から退院までの間に、どんな治療方針で検査やケアをいつ頃行うかをまとめた診療スケジュール表のことです。
あらかじめ診療スケジュールが分かっていることで、患者さんの治療に対する不安を軽減できるだけでなく、様々な職種のスタッフが「チームとしての医療」をスムーズに提供できるようになります。

当院では、このクリニカルパスを様々な職種の視点から研究し、質を高めていくよう務めています。
そして、その研究成果を発表し、院内で、より活用できるように「クリニカルパス大会」を開催しています。
今回で37回目となりました!

今回のテーマは「重症患者の自宅復帰に関連する要因の分析」でした。

はじめに、米満総院長の挨拶からスタート。


医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーの発表があり、
各分野で重症脳卒中患者さんの自宅退院に関連する要因が分析されていました。


統計手法を用いた分析が深くなされており、説得力の有る発表となっていました。
また、排泄や口腔ケアの自立など生活に密着することが、自宅退院に関連する要因として挙げられており、参加したスタッフも興味深かったと話していました。

このクリニカルパス大会は秋に限らず、今年は年間4回開催予定です。
秋に限らず意欲にあふれるスタッフの姿に、仕事に対する前向きな気持ちを再確認することもできました。

こんにちは、広報スタッフです。

週末から大雨でしたね。
お出かけや当院へお越しの際には、くれぐれもお気をつけていらしてください。

さて、雨のおかげで暑さの方は少し和らぎましたが、
土曜日には暑さを吹き飛ばそう!ということで、毎年恒例の互助会ビアパーティを開催しました。
各部署から出店した食べ物やゲームのお店が並び、
職員の家族、子供たちも参加して、ちょっとした夏祭りのような雰囲気になります。

今年もビールサーバーがスタンバイ!

もちろん「飲酒運転厳禁!」ですので、
飲酒予定のスタッフは、この日だけはバスや家族の送迎で出勤しています。

全部で12店舗が並び、なかでも6病棟のキャンディレイ(飴の首飾り)や、
経理課のおもちゃ屋さんは子供たちに大人気!


また、今年は特別ステージとして、
職員が参加するフラダンスチーム「メアフラリ」の皆さんによるフラダンス公演もありました。
(とってもパワフルなダンスで、写真がブレちゃいました・・・)

笑顔いっぱいのダンスに会場も大盛り上がり♪

12病棟のたこ焼き屋さんでは、原田医師がたこ焼きを焼くのに奮闘!
とっても楽しそうでした。

こういった互助会のイベントは、職種、年齢を問わず、家族も交えたコミュニケーションの場となり、
毎年、スタッフ同士の親睦がより一層深まる場でもあります。

また、仕事を離れた楽しい時間を過ごすことによって、
スタッフたちは、より元気な笑顔で当院へお越しの皆様にお会いできると思います。
こんにちは、広報スタッフです。

連続で看護介護福祉研究発表会の記事となりました。
というのも、この発表会は1回では足りないほどの発表があるからです!

第63回の2部は、8つの発表が行われました。
外来手術オリエンテーションの充実を図るための計画書の見直しについて、
機能的口腔ケアの知識・向上を目指した取り組みについてなど、看護師の日々の業務に直結し、
患者さんにとってより分かりやすい仕組みづくりや、対応について研究されていました。



決して長くはない発表時間ですが、やはり緊張のひと時。


口唇口蓋裂の手術を受けられたお子さんが使われる、
簡易的な抑制筒(手筒)作成についての発表では、
身近なものを使って試行錯誤した経緯が写真も併せて発表されました。



患者さん、ご家族の方の負担を軽減することを考え、
「コレはどうかな?」「こうしたらいいかな?」と工夫を重ねたことが良く分かる発表でした。

HCU(ハイケアユニット)の松崎師長も発表。


患者さんのエピソードを通したメッセージ性の強い発表で、
暖かな気持ちで患者さんと接するHCUスタッフの姿も伝えられました。

発表後の質疑応答では、看護師のみならず医師からも質問が行われ、
特に「看護師が行う禁煙指導」に関しては、質問集中!

米満理事長からの質問もあり・・・



そして、水野副院長からも・・・


質問を通して、より具体的なアイディアも出されていました。

質問を受けたスタッフが一生懸命答える姿に、
「これからも一緒にがんばりましょう!」と和やかなムードで終わりました。

今後もこのような研究を続け、現場に反映していこうという意欲が、
こちらにまで伝わってくる発表会でした。