スタッフブログ

2014年04月のアーカイブ

こんにちは、初登場の施設管理課Oです。
昨日は、新館玄関前に「こいのぼり」を揚げました。

気持ちのいい青空でしたので、記念に一枚・・・


3匹揃って風に靡く姿の撮影を試みましたがなかなか思い通りの姿を捉えられず、
たくさん撮影した中からのベストショット!?

いかがでしょうか?

5月5日は「子どもの日」ですが、
もともとは 「端午(たんご)の節句 (せっく)」といわれ、男の子の祭りの日でした。
3月3日の女の子の「桃の節句」とならんで、古くから行われている年中行事のひとつです。

せっかく初めてこいのぼりを揚げたので、その由来について調べてみました!

5月5日を端午の節句にしたのは、中国の漢(かん)の時代の頃からで、
その頃の中国の人たちは、野原に出て、よもぎや菖蒲(しょうぶ)などの 薬草(やくそう)をつむ日にしていました。
そのならわしが日本にはいってきて、菖蒲をさし、 武者人形(むしゃにんぎょう)を飾る日にかわり、
やがて「子どもの日」として、1948年から国民の祝日になりました。

ちょうど5月は菖蒲の花の咲く頃で「菖蒲の節句」ともいわれてきました。

菖蒲は 尚武(しょうぶ)<武をとうとぶ>と 同じ発音なので、
江戸時代の武士は、子ども達が強くたくましく育つよう、
5月5日になると家の中に、 よろいかぶと、太刀(たち)、太鼓、
それから金太郎や強そうな武者人形を飾りました。
いさましい武士になってほしいという気持ちのあらわれなのですね。

そして、こいのぼりは、それに対抗して町の庶民(しょみん)がたてたのが始まりで、
これも江戸時代からのならわしなんだそうです。
ご存知でしたか?

最近、「こいのぼり」の姿をめっきり見かけなくなったと言われます。
当法人では、初めての「こいのぼり」です。

ご来院の機会がございましたら、ご覧いただければ幸いです。
こんにちは、広報スタッフです。
今年はあっという間に桜も散ってしまい残念でしたが、
イキイキとした新入職員を迎え、院内は春らしく活気づいています。

さて、4月1日は当院の開院記念日であり、外来はお休みさせていただきました。
毎年その日には、入社式、開院記念式典を行っております。

今年はそれに加えて、特別講師をお招きしての開院記念講演会として、
「チームがより良いケアをするために」と題し、チームSTEPPS(ステップス)を学びました。

チームSTEPPSとは・・・
Team Strategies and Tools to Enhance Performance and Patient Safetyの頭文字の略で、
チーム医療と患者の安全を推進するツールのことです。

治療を安全・確実に行うことは大前提ですが、残念ながら医療過誤が時々起っているのも事実です。
そして、それらの多くはコミュニケーション不足が原因で発生していると言われています。
チームSTEPPSでは、患者さんに関わる全てのスタッフが患者さんの安全を確保するために、
どんなことができるのか、チームの一員としてどうすれば解決できるのか、
そのチーム力を習得・強化するには何が必要なのかなどを解説しています。

講師は、チームSTEPPSの概念を日本に最初に導入された種田憲一郎先生と、
チームSTEPPSの大家であるKaryn Baum先生にお越しいただきました。


種田先生はWHO西太平洋地域事務局患者安全専門官であり、
フィリピンのマニラからお越しいただきました。
また、種田先生のお計らいにより、Baum先生はアメリカのミネソタ大学から来ていただきました。

講演だけでなく、演習も取り入れられ、
参加した職員がコミュニケーションの大切さを体感することで再確認しました。

ある条件のもと、紙を切り、輪をつなげて鎖をつくる「チームの鎖」演習。


当法人の米満会長と新入職員が一緒になって輪をつなげます。
緊張して、うまく指示がもらえなかったスタッフもいたようです。


こちらは米満理事長が参加したチームの様子。
条件を踏まえて、的確な指示や作業分担を行うのがポイントとなるこの演習、
簡単そうに見えますが、コミュニケーション能力の差がしっかりと現れます。


管理職者やベテランスタッフも参加して、「さすが!」という場面もあれば、
「もっとうまく出来たのに~」と悔しがる場面もあり、和やかな演習となりました。

職種、年齢を問わず、様々なメンバーでチームを組んだこともあって、
コミュニケーションによる安全管理がいかに大切かを実感できる演習でした。