外部講師をお招きして開催している総合リハ部の研修会の様子が届きました!
テーマが「言語機能の局在と失語症リハビリテーション」と、専門的な研修ですが、
患者さんの身近に起こりうる症状をよく知ろうと様々な職種のスタッフが参加しています。
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10月25日、総合リハビリテーションセンター研修会を行いました。
今回のテーマは・・・
言語機能の局在と失語症リハビリテーション
講師は、失語症研究の分野で第一人者であられる、
北海道大学 大学院 保健科学研究院の大槻美佳先生です。
リハビリというと腕や脚の動きを改善することを思い浮かべることが多く、
たとえば「言語聴覚士」といっても、実際にどんな仕事なのかご存知ない方も多いかもしれません。
その名の通り、言語=ことば、話すこと、聴覚=聞くこと、更には食べることについて、
問題をお持ちの方に対し、社会復帰や機能改善の支援をするのが言語聴覚士の仕事です。
今回の研修では、脳の機能局在(脳の中での役割分担)と言葉の障害の関係について、
言語障がいに対するリハビリを専門とする言語聴覚士だけでなく、
リハビリに関わる理学療法士や作業療法士にもわかりやすく説明してくださいました。
質疑応答では和やかな雰囲気で質問しやすく、大変有意義な研修となりました。
北海道は紅葉の美しい季節で冷え込んできており、九州は随分暖かく感じられたとおっしゃっていました。
凍えそうなときは、暖かい九州、火の国 熊本に是非来ていただきたいものです。