スタッフブログ

こんにちは、救急外来看護師の内田です。

6月25日に第3回熊本機能病院ICLSコースが開催されましたので、ご報告します。
(ICLSコースとは、日本救急医学会認定、医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心肺停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標としています。)

定員18名に倍以上の申込み・・・

昨年は熊本地震の影響で延期となり、予定より一年遅れての開催でした。それもあってか、定員18名に対し、院内外から2倍以上の申込みがあり、うれしい悲鳴をあげることに・・・。

講師となる「日本救急医学会認定コースディレクター」を松本外科内科医院理事長・院長の松本孝嗣先生にお願いしており、その他のインストラクターにも外部の先生方や院内スタッフがあたり、総勢37名の参加となりました。

力を合わせて患者さんを救う・・・
午前中は、急に倒れたり、窒息を起こした人に対して、その場に居合わせた人が医師に引継ぐまでの間に行う応急手当「BLS」、「気道管理」「除細動器・モニター管理」の実技中心の講義。午後は院内で心停止の方を発見した場合の対応についてシミュレーションをしたりと実際の状況に応じた内容に参加者は真剣に取り組んでいました。

当院では全職員に対して、心肺蘇生法を毎年必須研修会として開催しており、私は講師を担当しています。今回のコースを通じ、学んだことを他のスタッフへ伝え、活かしていきたいと思います。
2017年6月17日土曜日に摂食嚥下で有名な浜松市リハビリテーション病院副院長の高橋博達先生を講師にお招きして、第21回総合リハビリテーションセンター研修会が行われました。

研修会のテーマは「浜松における摂食嚥下アプローチ」。院内からはリハスタッフだけでなく、医師、看護師、管理栄養士を含め約120名が参加しました。

 

研修会前に病棟へ
講師の高橋先生は大変熱心な方で、研修会の前に、患者さんとの面接、多職種による症例検討も行って下さいました。

また症例検討にあがっていた患者さんの嚥下造影検査(VF)の場面では、誤嚥をさせないために、その患者さんの”Best Swallow(最も合った嚥下)“を探る高橋先生のご指導にスタッフ一同、感嘆させられました。

研修会では動画が多く用いられており、説明も非常に分かりやすいものでした。
今後、研修会で得た知識を臨床に活かしていきたいと思います。
こんにちは、広報スタッフです。
今回は熊本機能病院が、大変お世話になっている方をご紹介します。

河上勝利さん、本来は熊本機能病院の東口にある「レインボー薬局」へ向かわれる方の交通誘導を担当されています。当院の職員ではなく、レインボー薬局さんに所属されている方なんです・・・。

●とにかく守備範囲が広い。
河上さん、朝の掃除はレインボー薬局さんを通り越して、当院の駐車場まで!!
歩行が難しい患者さんには寄り添って、当院の東口案内まで誘導してくださいます。
横断の誘導も手抜きなし。患者さんはもちろん、当院の職員が一人で渡るときでも、サッと誘導棒をさしのべられ「どうぞ~」のひと言。

●フットワークも軽い!
写真を撮りに伺ったときも、常に周りを見ておられ、お手伝いが必要な方がおられるとすぐに駆け寄り、声をかけられていました。

 

●感謝の気持ちでいっぱいです♪
いつも、本当にありがたいなと思っていたのですが、職員の思いは同じだったようで・・・。
当院のMVT*に選出されました!!!
(*Most Valuable Team 平成25年度より法人内における様々な活動を取り上げ、表彰を行っています。)

全体朝礼で理事長より職員へ発表。河上さんの勤務が終わられるのを待って、総合管理局長から盾をお渡ししました。


 

河上さん、これから梅雨を迎え、外でのお仕事はますます大変かと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは、医療安全管理室です。
今回は、当法人の医療安全推進強化月間の取り組みについてご紹介します。

5月15日~21日までを当法人では「医療安全推進強化週間」として、職員ひとりひとりの安全への意識を再認識する期間としています。期間中、研修会や院内安全巡回パトロールを行い院内の安全点検を行いました。

5月15日 医療安全全体研修会
院内安全に関しては、年2回以上の職員研修が義務づけられています。第1回の研修会には約300人が出席しました。


もう一つ会場を設け、ホールと中継で結び、子供同伴での参加も可能にしています。

勤務等で当日参加できなかった職員は、院内e-ラーニングで後日ビデオを視聴し、必ず全員が受講します。

渡邊医療安全管理委員会委員長、中西副院長、中尾医療安全管理者より
平成28年度に院内で発生したインシデント・アクシデントレポートの集計結果や事例を報告。

院内ではインシデントやアクシデントだけでなく、ヒヤリとしたこと、ハッとしたことを全職員が報告するよう義務づけています。
医療安全については普段から心がけているつもりでも、思い込みや聞きまちがいといった人の特性があり、必ず間違いを起こします。事故がなぜ起きたのか、事故を起こさないための対策や仕組み作りはどうするのかを考え、小さな事柄でも報告することで、大きな事故を防いでいきたいと考えています。
 

5月17日 院内安全パトロール
医療安全管理委員会、医療安全推進部会メンバー、転倒転落予防ワーキンググループメンバーの総勢20名で巡回場所やチェック項目を確認し、院内をパトロールしました。
腕章を付け、4チームに別れ持ち場に向かいます。

 

患者さんの環境はもちろんチェック!
動いて転倒される危険があります!ちゃんとキャスターのロックはかかっていますか?

 

病棟内の薬品管理状況はどうなっていますか? 施錠していますか?

 

消火器の管理はちゃんとできていますか?

 

病棟だけでなく、事務所にも・・・。
個人情報の管理は適切ですか? 電気配線等に埃がたまっていませんか?

 

患者さんやご家族のご協力が欠かせません。
医療安全のための取り組みの一端をご紹介しましたが、転倒防止や患者さん間違い防止のためには、患者さんやご家族のご協力が欠かせません。
転倒防止のため、履き慣れた靴を履いていただくことや、注射や手術、検査といった医療行為だけでなく、療養の場面でも患者さんの取り違えが起きないように、お名前の確認をさせて頂いております。患者さんには、体調の悪いときにいちいちお名前を求められるのも、不快に感じられることもあると思いますが、我々の気がつかないところに潜んでいる危険の芽を、摘むために必要なことと考えております。
患者さん、ご家族は大切な医療チームの一員であり、医療法人社団寿量会では患者さんにも参加いただく医療安全を提唱しています。ご理解・ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
こんにちは、広報スタッフです。
今回は、なないろ森の保育園で4月よりスタートした子育て支援サークル活動にお邪魔してきました!

★「なないろフレンズ」★
個人的には以前NHKで放送されていた「でっこぼっこフレ~ンズ♪」を連想してしまったのですが、仲良くみんなで過ごせそうな名前です。

今回は体操・リズム遊び!9組のみなさんにご参加いただきました。

まずは、お名前呼びから。今回は皆さん1歳以下のおともだち。ママに手伝ってもらって、お返事上手にできました♪

 

担当の福島保育士です。やさしく、明るく、経験豊富♪ 子育てママの強い味方!!



赤ちゃん体操スタート★
音楽に合わせて、ゆっくりやさしく♪ ママの膝の上にごろーん。気持ちよさそうです。
 

次はママの番♪
ママはいつも自分のことは後回し・・・。「おつかれさま」お互いのマッサージで笑顔がこぼれます♪子供たちは目の届くところで保育士が見ています。

 

最後は絵本を読んでもらって、一時間のプログラムは終了。みなさんとっても、おりこうさんでした♪

 

「なないろフレンズ」は、未就学のお子さんと保護者の方なら、どなたでもご参加いただけます。
次回は6月29日木曜日 10時~ 音楽遊びを予定しています。
WAIWAIランドの渡辺先生と今田先生を講師にお呼びします。
乳幼児関係のいろいろなイベントで活躍中の先生方です。きっと楽しい時間になると思います。
お友達を誘ってぜひおいでください。
こんにちは、広報スタッフです。
5月18日に野田かつひこ命のコンサートを開催しました!
野田さんには、毎年当院でコンサートを開催頂いていたのですが、昨年は熊本地震直後ということで中止となり、2年ぶりの来院となりました。

●こんにちは!BIGINです!


さすが、福岡よしもとの所属のアーティスト!
いきなり会場の笑いを誘い、みなさん一気に引き込まれていました。
確かにとても良く似ておられますが、野田かつひこさんです。

 

●歌声も皆さんを魅了します♪

やさしくも力強く響き渡る野田さんの歌声、チラチラとのぞきに来るスタッフが後を絶ちません・・・。

野田さんの曲は実話を基に生まれた曲ばかり、ご自身の体験と重なり、涙されるお客様も・・・。

野田さんの気持ちが通じたのか、「くよくよしていられない、生きなきゃ・・・」と、笑顔で会場を後にされた方が印象的でした。

野田かつひこさん、ありがとうございました。
こんにちは、広報スタッフです。
今回は5月12日に行われた看護の日のイベントをご紹介します。


●5月12日はナイチンゲール生誕の日

皆さんご存じのフローレンス・ナイチンゲールの生誕日に合わせて「看護の日」として、全国で様々な活動が行われています。
「白衣の天使」という言葉もナイチンゲールに由来するそうです。


 

●当院でも毎年看護部がイベントを開催

当日は大雨警報が発令されるほどの空模様・・・。
どうなることかと心配しましたが、午前中は栄養相談、血圧測定、体脂肪率測定、地域の介護サービス相談に
延べ100名を超える方々にご参加いただきました。



●午後は講演会を開催

午後からはNPO法人健康と幸せの会と共催で講演会を実施。
「住み慣れた地域で暮らし続けたい~認知症と向き合う~」
                松崎 認知症看護認定看護師
「毎日の食事、おいしく楽しく食べられていますか?食べる、飲み込む働きの低下予防」
                月足 摂食・嚥下障害看護認定看護師
の2題でお話ししました。


講演会には22名の方が参加され、「認知症の対応や口の運動など、すぐに使えることを教えてもらって良かった」との声や認定看護師制度についてもお尋ねがありました。

看護師がそれぞれの専門性を高めるために取得していることを説明すると、
「看護師さんになってから、また試験受けて・・・、すごかねぇ」とおっしゃっていました。

当院には現在、認知症看護・感染管理・脳卒中リハビリ看護・摂食嚥下障害看護・慢性心不全看護の認定看護師7名が業務にあたっています。
看護部のみらなず、病院全体でなお一層、質の高いサービスを提供できるよう取り組んで参ります。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
こんにちは、広報スタッフです。
新緑が美しい時期となりました。
しかし、日中の気温差が激しく、体調を崩される方が多い時期でもあるので、みなさん気をつけて下さいね。
今回は暖かいお心遣いでコンサート開催の運びとなりました♪

●岩永知樹さん


熊本のご出身で、東京藝術大学ご卒業後、2003年まで東京藝術大学管弦楽団に在籍され、現在はソリストとして多方面でご活躍中です。今回熊本での公演のため、帰郷されました。
その際、当院に通院されているお母様から「この機会に皆さんに演奏のプレゼントを・・・」とお申し出いただき、ボランティアでコンサートの開催となりました。

 

●ご挨拶代わりにと「愛の挨拶」でコンサートスタート



最前列には、なんと2歳のお客様・・・真剣に聞き入っています。
*了解を頂いて掲載しています

 

皆さん耳なじみのあるクラッシックを中心に演奏が進みます・・・
チェロとピアノのハーモニーに会場には和やかな空気が流れます。


ピアノは藤本史子さん



お話しも楽しく♪

「天は二物を与えずという言葉がありますが、当てはまらない作曲家がいます。メンデルスゾーンは顔がよくて、お金持ちで、音楽の才能があって・・・羨ましい・・・」
曲の合間には岩永さんがわかりやすく説明をされ、作曲家がとても近くに感じられます。

 

「亜麻色の髪の乙女」では、島谷ひとみさんでもビレッジ・シンガーズさんでもありません。
ドビュッシーです!本来はピアノの曲ですが、良い曲はどの楽器で演奏しても良いんです!
との説明に会場から笑いが・・・

 

50分の演奏時間は本当にあっという間に過ぎ、会場からはアンコールの拍手が・・・
アンコールにはアヴェ・マリアを演奏いただき、みなさん「感動した」「心が洗われた」とお話しになっていました。
岩永知樹さん、藤本史子さん素晴らしい演奏をプレゼントいただき、本当にありがとうございました!