運動器リハ部門
概要
「受傷後・手術後のリハビリテーション」
疾患別のクリニカルパスに沿って質の高いリハビリを提供します。
骨・関節疾患
外傷による四肢骨折・大腿骨頚部骨折・脊椎圧迫骨折などの患者さんや、膝関節の前十字靭帯損傷・肩腱板断裂などの関節障害をもつ患者さんに対し、リハビリを行います。
リハビリは、早期から開始され疾患別のクリニカルパスに沿って効果的な治療が行われます。
専門的な知識を持ったリハスタッフが適切に対応します。
早期からの可動域運動
アキレス腱断裂後の装具療法
人工関節
人工関節置換術等の手術後はクリニカルパスに沿って、早期からベットサイドでのリハビリが開始されます。標準的な経過としては術後2週間以内に一本杖歩行の練習を開始、自宅環境に合わせたリハビリを提供し、安心して退院することができます。
標準的なリハビリテーションの流れ
-
- 術後1日目
- ベッドサイドでのリハビリ開始
-
- 術後2日目
- 平行線内での起立・歩行練習開始
-
- 術後3日目
- 前腕支持型歩行車・一本杖歩行練習開始
-
- 術後3週間
- 退院
ハンドセラピィ(手のリハビリテーション)
手の骨折や筋・腱損傷、靭帯損傷、末梢神経損傷、切断、変形性関節症等で手術を行った方に対して、術後早期からハンドセラピィ(手のリハビリテーション)を提供しています。手外科専門の医師と連携し、再び日常生活で不自由なく手を使うことを目標に作業療法士が支援いたします。
手指拘縮に対するスプリント療法
屈筋腱断裂後の早期運動
手外科医とのカンファレンス